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2009年11月 2日 (月)

庭でタバコ栽培?売るの?

ネット記事。日本はタバコが安すぎる。欧米並みに600円くらいにしたらどうか。増税議論の一環で出た話らしい。
記者は吸わない。瞑想するのに 神々が嫌がりそうなタバコには手を出さなかった。
なんだな 表題の通り、高くなったら安いタバコの密売が横行するね。覚せい剤売るより 簡単だろう。多分害も少ないし。止める人も増えて 収入増にはならないでしょうよ。
専売法があるから 一般にはタバコを個人で栽培するのはご法度なんだが、需要があれば供給もあるさ。税金の関係で 酒も個人で醸造するのは許可無くは出来ない。そうなると 煙管が復活する。量が少なくて済むから。
専売以前には 岩谷天狗タバコなんかがあって、驚く無かれ税金××万円、と大宣伝していた。戦費のからみで専売にしたのだろう。
酒税法も同趣旨。田舎の農家で作るどぶろくを取り締まる税務署と 隠す農家の攻防戦は それはそれは面白いものだったらしい。納屋に隠す、畑に山に隠す、いろいろ。
日本たばこ以外にも納付金条件で 販売許可したらあ?

大木幸介氏の本の中に 進駐軍の将校が日本の老人は大麻を吸うと報告した例が載ってる。それは タバコの配給がなくて 仕方なくそこらの大麻の葉をタバコ代わりにしたのだ。カンナビオールなどたいして含まれちゃいない。
毒物の話は実に面白くて参考になる。脳内で代謝の過程で 脳内のエンドルフィンなど麻薬様物質類似品に変換して作用すると。人体が生産する脳内の作用物質は 蛇毒並みの強い毒性を持つ。麻薬類は それと同じ作用を及ぼす。ヘロインも 作った当初は その恐ろしい中毒依存常用性がわからなかった。これ等は脳の関門を容易に突破して 脳神経に直接作用する。A10、A6神経、快感中枢を直撃するのだから怖い。
芸能人の覚せい剤事件も 身体的依存が生じるので、こういう薬物依存は なかなか治らないのだという。

昔は三公社五現業と習った。専売公社、電信電話公社、国鉄だったっけ。専売品は記憶では 塩タバコ樟脳。タバコは 税金の塊みたいなものだ。塩は 今の日本では問題になるほどの税はかけていない。竜脳は樟脳を原料にこさえると聞いた。
さて 伝統的中国、漢の時代から塩に税金をかける。読んだこと無いけれど”塩鉄論”という書物がある。武帝は軍事的に下風に立っていた匈奴にたいし 反攻しようとして国家財政が破綻しそうになるほどの軍事費を使った。塩に税金をかけたわけだ。乱を起こしそうになったくらいなので、武帝を名君とは言わない。生活必需品に高額の税金をかけてはいけない。

聊斎志異なんかでは ある塩の密売人がいきなり死ぬ。役人が閻魔様のところに 罪人だといって連れてゆくと、逆にこれは 安く庶民に塩を売る人間で 罪人ではないぞという。せっかくだから見て行きなさいといって、罪人を責める所を見物させる。臭いからと 口に丸薬を含ませてくれる。見れば 塩の大商人だった。密売人にもお前もやれというので、思いっきり殴りつけた。
密売人も大商人も蘇生する。後に 行き逢ったとき、大商人は彼を避ける風があった。
この本は 伝統的近世中国の社会風俗がわかるので参考になる。跡継ぎの男子を妾腹でも作っておかないと 金持の未亡人は財産を親族に強奪されかねないなども。
で オカルト的な描写は 記者が今日常に経験するところの 中国的表現である。

清朝盛時に乾隆帝は 塩商人の一品鍋が気に入って作らせたが、宮廷でさえも再現できず怒ったと言う話がある。とにかく塩商人の富豪ぶりはすごかったらしい。

中国の王朝は 塩を専売品として高く売る。そうすると 必然的に闇商人が出る。国家機構は取り締まるから、秘密結社的になって活動する。ここに 白蓮教などの現世利益の塊みたいな宗教と一体になり、抜けようとすればリンチが待つという怖いことに成る。
王朝末期に統制が緩むと 省境の官の取締りのゆるいところを縫って、この反政府的な連中が乱を起こす。農民反乱など言いたがるけれど、土地に縛り付けられた農民などが できる仕業じゃない。
治安が乱れて 流賊、匪賊が横行するようになると、素掘りの灌漑路は維持できなくなり 農業生産は減少する。民戸が数分の一に成る。人口減少、逃散、行政の衰えで把握できないことなどでそうなる。人を食いだすのも時間の問題。中国史を読むと感ずるのは人口圧力の問題。孝行は子の多いのにしくは無く、どうしても人口が増える。
賊に囲まれた城市で餓えに迫られ 市が立つ。童子は高く、女がそれに継ぎ、男の老人が一番安い。賊も人間を食う。こんなことを繰り返してきた。
紅麹を食わせて太らせ、熱した甕の間において殺し、ササラのようなものでこすって皮膚をはぎ料理する。こんなことして吃人していた。干した人肉を兵糧にする軍隊とか、人肉加工工場とか、もう考えられない。
王朝成立、治安回復、人口増加、土地不足、治安悪化、内乱、王朝崩壊、人口激減。王朝成立、以下同じ。
資冶通鑑の感想を求められた人、どこを読んでも同じで記憶できないと 著者の司馬光に答えた。中国史は唐宋以後はつまらない。

中国人の社会は 人口過剰と皇帝独裁、官僚制、特務のスパイ支配、密告の奨励に彩られる。圧政、人治、密告のなかで人々は 自分の考えを持たなくなる。自分は怪しくありませんよと見せるためには でかい声で当たり障りの無いこと、権力者の気に入ることだけ言うようになる。宴会でも こそこそ話はしない。
自分以外は敵で 人間不信の中で生きてる。人が余ってる以上いつ蹴落とされるか、食われるか解ったものじゃない。
言うことと、思う事は全く別。正直者などは 食い物にするべき鴨でしかない。一見どんな愚劣な意見でも、厚顔極まりないことでも 大声で言いまくって相手を黙らせれば勝ちである。負ければ 命がない。
街罵といって 皆の前で人を罵り、自己の正当性を主張する。うそでも勝てばいいのだ。外交にも特色は共通してる。
裏では濃密な人間関係の網を作る。秘密結社も多い。
人生の目的は金銭、権力、富貴になる。党を組んで 勢力争いは日常になる。
いつしか人間らしい感情が死ぬ。ジャズメンが中国行って下手だなとおもったという話がある。芸術芸能は 深い感情を表現するもの。小手先だけ上手くなっても、駄目なのだ。
こういう所には生まれたくない。

念で話しかけてくるものがいる。私はOといいます。これを神がさえぎった。これは人の通力を横取りしようとするものである。少しして Oは横取りに来た。撃退した。彼をそそのかしたものに対し、仲間は報復に呪詛をかけると神は言う。記者の存在そのものを憎む輩がいるのは残念なことだ。こちらから危害を加えたことは無いのだが。

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